秩父旅行〜2日目〜
2007年 10月 28日
朝ご飯を食べてチェックアウトしたその足でちちぶ銘仙館へ。
秩父に旅行すると決まったときから、是非ここを訪ねてみたかった。
日曜日だし混んでると思ったら、時間が早いせいかひっそり。
受付にも誰もいないので靴を脱いでスリッパに履き替え、勝手に入館。
渡り廊下に沿って部屋が並んでいるので端から見学することにした。
最初の部屋。糸繰機や整経機が並んでいる。
2番目の部屋は型紙の製作風景。和紙に柿渋を塗って補強及び防水処理をしたものに、細かな絵柄を手作りの彫刻刀で1つ1つ彫っていく。もうほんとに信じられないくらい途方もない作業・・・
型紙。「紗貼り(張り?)」というらしい。
手作りの道具。彫刻刀の先は、形がわからないくらい細い。
江戸小紋の型紙。これはひょうたん?
これは・・・忘れた。
ようく見ると、細かな部分がずれたり欠けたりしないよう細い絹糸でくくってある。
3つ目の部屋。こちらはシルクスクリーンの版。
この長い台の上にまだ白い縦糸をキチンと並べ、その上に版を乗せて端から糸に柄を刷っていく。
その縦糸をセットした機織り機。
この無数に並んだ針金の間に、一本一本縦糸を通す。
紺地に白い花柄。銘仙らしくていい。
横糸が入るとこんな色に。
これは生徒さんの作品。細かな花柄が取ってもきれい。
ちょっとわかりづらいけど、目の細かい針金の櫛が二枚あって、その櫛目に縦糸が一本一本通っている。足下の踏み板を踏むと、二枚の櫛が上下して織り上がっていくのだ。それぞれの部分にはキチンとした名前があるのだが、忘れた・・・。
普通繭。養蚕で取れたもの。
天蚕繭。野生の蚕から取ったものだそうで、きれいな緑色。普通繭とは形、大きさも違う。
さて、いくつか体験の中から藍染めを選んでやってみることにした。
① 白いハンカチを折り畳み、割り箸二本で任意の位置を挟み、両端を輪ゴムで止める。
② ①を3分ほど水に浸す。
③ まずは薄い色の藍の中にそっと浸け手で軽く絞り、桶にためた水の中で洗う。
④ 次に濃い色の藍の中に浸ける。このとき割り箸を境に浸ける回数を変えると色の濃淡が出る。③〜④を三回ほど繰り返し、最後に水でよくよく絞りながら洗い、脱水して完了。
おおお〜美しい色!柄は偶然できあがったものだけど、それなりの出来映えになる。
銘仙館のあと立ち寄った秩父神社。とっても落ち着いた雰囲気。この日はお祭りをやっており、写真の手前の広場ではディズニーの音楽が大音響で鳴り響き、ピエロが芸を披露していた。道の向かいではジャズがこれまた大音響で・・・。
秩父駅の直売所で買ってきた唐辛子。保存するため干している。ちょっと囓ってみたけどちっとも辛くない。干せば辛くなるのかしら??
最後の写真は今年も葉が伸びてきたシクラメン。去年までとは違って土からにょきにょき。なんか力強い。
それにしてもちちぶ銘仙館はとっても楽しめた。型染めや機織りの体験もあったし、きもののお稽古やセミナーで教わったり聞いたりしたことが全て見られて、以前よりは少しだけど理解が深まったと思う。是非きもののお友達と訪れたいな。
秩父は宿はお風呂も食事も良かったし、鄙びた田舎をぶらぶらするのが好きな人ならきっと楽しめるんじゃないかな。
秩父に旅行すると決まったときから、是非ここを訪ねてみたかった。
日曜日だし混んでると思ったら、時間が早いせいかひっそり。
受付にも誰もいないので靴を脱いでスリッパに履き替え、勝手に入館。
渡り廊下に沿って部屋が並んでいるので端から見学することにした。
最初の部屋。糸繰機や整経機が並んでいる。
2番目の部屋は型紙の製作風景。和紙に柿渋を塗って補強及び防水処理をしたものに、細かな絵柄を手作りの彫刻刀で1つ1つ彫っていく。もうほんとに信じられないくらい途方もない作業・・・
型紙。「紗貼り(張り?)」というらしい。
手作りの道具。彫刻刀の先は、形がわからないくらい細い。
江戸小紋の型紙。これはひょうたん?
これは・・・忘れた。
ようく見ると、細かな部分がずれたり欠けたりしないよう細い絹糸でくくってある。
3つ目の部屋。こちらはシルクスクリーンの版。
この長い台の上にまだ白い縦糸をキチンと並べ、その上に版を乗せて端から糸に柄を刷っていく。
その縦糸をセットした機織り機。
この無数に並んだ針金の間に、一本一本縦糸を通す。
紺地に白い花柄。銘仙らしくていい。
横糸が入るとこんな色に。
これは生徒さんの作品。細かな花柄が取ってもきれい。
ちょっとわかりづらいけど、目の細かい針金の櫛が二枚あって、その櫛目に縦糸が一本一本通っている。足下の踏み板を踏むと、二枚の櫛が上下して織り上がっていくのだ。それぞれの部分にはキチンとした名前があるのだが、忘れた・・・。
普通繭。養蚕で取れたもの。
天蚕繭。野生の蚕から取ったものだそうで、きれいな緑色。普通繭とは形、大きさも違う。
さて、いくつか体験の中から藍染めを選んでやってみることにした。
① 白いハンカチを折り畳み、割り箸二本で任意の位置を挟み、両端を輪ゴムで止める。
② ①を3分ほど水に浸す。
③ まずは薄い色の藍の中にそっと浸け手で軽く絞り、桶にためた水の中で洗う。
④ 次に濃い色の藍の中に浸ける。このとき割り箸を境に浸ける回数を変えると色の濃淡が出る。③〜④を三回ほど繰り返し、最後に水でよくよく絞りながら洗い、脱水して完了。
おおお〜美しい色!柄は偶然できあがったものだけど、それなりの出来映えになる。
銘仙館のあと立ち寄った秩父神社。とっても落ち着いた雰囲気。この日はお祭りをやっており、写真の手前の広場ではディズニーの音楽が大音響で鳴り響き、ピエロが芸を披露していた。道の向かいではジャズがこれまた大音響で・・・。
秩父駅の直売所で買ってきた唐辛子。保存するため干している。ちょっと囓ってみたけどちっとも辛くない。干せば辛くなるのかしら??
最後の写真は今年も葉が伸びてきたシクラメン。去年までとは違って土からにょきにょき。なんか力強い。
それにしてもちちぶ銘仙館はとっても楽しめた。型染めや機織りの体験もあったし、きもののお稽古やセミナーで教わったり聞いたりしたことが全て見られて、以前よりは少しだけど理解が深まったと思う。是非きもののお友達と訪れたいな。
秩父は宿はお風呂も食事も良かったし、鄙びた田舎をぶらぶらするのが好きな人ならきっと楽しめるんじゃないかな。
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鬼軍曹TAMA
at 2007-10-30 15:37
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秩父って結構いろいろなスポットがあるのですね。
子供の頃から、遠足といえば秩父でした。
それにしても、毎回見事なリポートぶりに脱帽です・・・。
子供の頃から、遠足といえば秩父でした。
それにしても、毎回見事なリポートぶりに脱帽です・・・。
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ゆんく
at 2007-10-31 09:43
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hitomiffy1531 at 2007-10-31 22:31
◎鬼軍曹殿
子供の頃の遠足と言えば・・・
川越の芋掘りか川口グリーンセンター、遠くて大平山でした。
今回はきもののお友達に見てもらえたらと思い、長々しくなってしまいました。写真が多くて面倒になってしまって、二週間遅れです。汗
子供の頃の遠足と言えば・・・
川越の芋掘りか川口グリーンセンター、遠くて大平山でした。
今回はきもののお友達に見てもらえたらと思い、長々しくなってしまいました。写真が多くて面倒になってしまって、二週間遅れです。汗
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hitomiffy1531 at 2007-10-31 22:32
by hitomiffy1531
| 2007-10-28 12:45
| できごと
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